秋には沢山の岩魚がいましたが、冬はまったくいません
■写真:12月中旬の淵の中の様子

沢山の岩魚達

■写真:3月中旬の同じ淵の様子

もぬけのカラとなった淵

そして、この川から岩魚達は忽然と姿を消してしまいました。

■写真:11月上旬の岩魚が群れていた淵

11月上旬の岩魚が群れていた淵

■写真:3月中旬、岩魚は一匹もいません

3月中旬、岩魚は一匹もいません

冬の岩魚を探して支流に潜ってみました。  2006/4/3

まだ雪が残る4月の渓流

水中の岩魚の写真

岩魚は水温5度の水中で、元気に泳いでいました

冬が名残る渓流

4月の山深い渓流に春が訪れるのあともう少しのようです。
1週間もすれば雪解けも始まって草花の芽も吹き出して随分と賑やかになる事でしょう。
今日はそんな冬が名残る小さな渓流で、岩魚達が一体どのように暮らしているのか と訪ねてみる事にしました。
ここのところの陽気の良さに雪もかなり溶けましたが、それでも谷の回りには見渡したところ1メートル程の積雪があります。
気温7度、水温5度。昼から渓に日がさして水温もちょっとだけ高くなりました。
でも水の中に手を差し込めば手が切れるほどの冷たさです。
岩魚は、元気に泳いでいました。
人間にとっては冷たくても、岩魚には居心地がいいようです。
もともと岩魚は冷水域を好む北方地域の魚のため、水温7度は極めて快適なようです。
動きも機敏で、活発に動き回っていました。
サビが無いので、今年二年目を迎えるようです。
サビが出るのは、もう少し体が大きくなってからのようです。
(4/3)

ヤマトイワナ??

ヤマトイワナ?

同じ川なのに上の岩魚と斑紋の色が違う

この岩魚達に会うのにあちらこちらの川を潜って随分と探し回りました。 魚達は当初どこか一箇所に留まっているものと思っていましたが、 水の量や餌の量により居場所が悪ければすかさず移動するようです。 一週間前に魚達がいた川を伺うともういないのです。 また川が増水するとこれもすぐ何処かへ移動してしまい探すのも大変です。 淵にいるかと思えば瀬にいたり、瀬にいると思えば淵にいたりして、 餌を求めて移動しているようです。どのような時にどこへ移動しているのかまだ分かりません。 ただ、川の水が冷たい冬場はダム湖へ逃れられる事が出来ればダム湖へ。 閉ざされた川であれば流木の下や木の根の影に隠れているようです。 冬場は釣りにならない筈です。肝心の魚が川にいないのですから。
写真は上の岩魚と同じ川にいた岩魚です。斑紋が少し違います。 この魚もサビがありません。とても美しい岩魚です。 大きさ?ヒ・ミ・ツ・。大した大きさではありません。リリースサイズです。何しろ川が小さいですから・・。

岩魚が越冬する場所を見たくて、再び支流に潜りました  2006/4/9

冬の間岩魚が過ごす場所・岩魚も越冬します

冬の間岩魚がいる場所

川に残った魚達は冬の間どこにいるのでしょうか。
川の上流域、中流域、下流域とあらゆるところを探し回りましたが見当たりません。
特に秋口に魚達が産卵のため群れていた上流域にはなんの痕跡もありません。
綺麗サッパリと川を下ってしまったようです。
この時期釣り人が雪深い源流部で竿を繰り出していますが、餌の先には冷たい流れがあるだけで目印はピクリともしないはずです。
魚がいたとしても一歳を迎えた居残り魚だけで釣り人を満足させるのには至らないでしょう。
写真は木が重なり合った岩のエグレでここならいるであろうとそーっとのぞいてみた時に見つけた岩魚です。
水温が5度を切ると魚の動きは鈍くなり、 水面下が深くえぐられて木の茎や根が入り組んで枯葉が堆積したこのような場所で春の訪れをジーっと待つようです。
体は痩せ細り冬場の生活条件の厳しさが覗えます。(4/9)

春を待つ岩魚 岩魚水中写真 雪解けが始まった渓流