岩魚の成魚放流・淵で群れる100匹の岩魚

岩魚に接近

成魚放流された岩魚

成魚放流された岩魚です。
成魚放流は秋口にかけて行なわれ、概ね2歳魚が成魚放流されるようです。
放流個所は何箇所になりますが、一箇所辺り何百匹単位のため成魚放流された当初は異様な数の岩魚が 集まる事になります。
放流後三ヶ月してから確認したところでは、大半が川を下り本流全体に移動しているようです。

放流場所は一定せず、今までの放流実績により放流個所を決めているようです。
自然繁殖の効果も狙い、この川では枝沢に放流されているようです。

ただ、場所によっては魚の生息に不向きな場所もあり、 この岩魚達より更に悲惨な状況におかれている魚達もいます。 場所はこの岩魚達がいる川の山を挟んで別の川。 もちろん漁協も別。この岩魚達がいる川よりもさらに水量は細く、 エーこんな川に魚がいるのと思われるような小さな川です。

そこにこの岩魚達同様に大量のアマゴが放流されているのです。
小さな川ですから当然ながら餌の量も限られて、 魚達はお腹がいっぱいになるまで餌を食べる事が出来ません。
このため全体的に魚は小さく、大きいものでも15cmになるかどうか。 やせ細り、餌を食べる事が出来ない冬場は、頭だけがやたらに大きく、 とてもまともに見られるような姿ではありません。

魚たちも自然に繁殖していれば餌の豊富な場所では豊かに、 餌が少なければそれなりに生活ができるだろうに、 ここでも人間の身勝手さにヒモジイ思いをしているようです。

成魚放流の岩魚 逃げようとする岩魚 ちょっと大きめの岩魚 天然岩魚30cmほど

滝壺に群れる成魚放流された岩魚。その数およそ100匹

百匹以上の岩魚

まるで夢のような光景!大量の岩魚達

一匹、二匹、三匹、四匹・・・・・エート、手の指が十本で十匹。足の指が十本で二十匹。 耳が二つで二十二匹。目が二つで二十四匹。エート、口が一つで二十五匹。鼻が一つで二十六匹。へそが一個で二十七匹。 ンーと眉毛が二つで二十八匹。 エートそれから・・・・・・・それからアレ???が二個で三十匹。んー・・・・もうどうしよう・・・・・・数えられません。誰か指を貸してください・・・・・。

いやあ、何ですかこれは?。これは十畳ほどの広さの小さな滝の滝壷の中の光景です。数えられないほどの岩魚が群れています。
光景としてはちょっと異常ですが、岩魚の尾びれにその真相が・・・・。
どうも成魚放流された岩魚達のようです。しかもこの秋頃に。
もう水が涸れ出したので滝壷に集まってきたようです。

でもちょっと考えてみれば変なのです。この小さな滝壷に、おそらく百匹ほどの岩魚。この他に、あちらこちらの淵に異常な数の岩魚が群れています。
これだけの数の魚達を満足させる餌が果たしてあるのかどうか。私もあちらこちらの川を覗いてきましたが、本流でも淵の大半は四、五匹の魚しかいません。小さな個体であれば十匹ほど。釣り人を満足させるような大きな個体ですと淵に一、二匹が適正な魚の数のようです。
でもこれはちょっと異常ではないでしょうか。それとも誰か餌を与えているのでしょうか・・。
釣り人には夢のような光景でしょうが・・・・・。

でもご心配なく。岩魚は餌が豊富な場所へ移動します。

岩魚の群れ

岩魚の群れです。
岩魚の産卵は、秋のブナやナラの紅葉と同時期に行われます。
日中の水温が10度を下回る頃に始まり、6〜7度以下になる頃に終わるそうです。
岩魚は産卵場所として、砂利に覆われた浅い川底や淵の岩や流木の際などを選びます。むしろ開けた広い河原は避ける傾向にあり、小さな河川を好むようです。
このため本流に注ぐ支流が多い川ほど岩魚の再生産が活性的といわれています。 岐阜県内の枝沢の多い河川で、放流もしていないのにある程度の岩魚が釣り上げられるのは、 このような理由からと思われます。

写真の岩魚達は15〜20cm前後の小さな個体です。
成魚放流された岩魚です。サビがないので産卵には参画でき無かったようです。産卵は来年のようです。

落ち込みにいる岩魚に超接近

岩魚の頭

岩魚は音にとても敏感

ウナギではありません。岩魚の頭です。落ち込みにいたものに接近して撮影しました。
水中写真の撮影も回数を重ねるにつれて慣れてきました。重いハウジングの扱い。フラッシュ操作。何よりも魚に気づかれる事無くソーと 接近して撮影が出来るようになりました。

魚は音にとても敏感です。特に石のこすれ合う音や水しぶき。 これらの音が聞こえるとすぐさま「何事か?」と身構えてしまいます。 コツは下流からソーと入水し、手で川底の石を掴み、 水中匍匐前進というのでしょうか、 音を立てないようにして川の端っこを進みながら魚に近づきます。
体勢は横に寝転んだような状態でしょうか。魚からは流木に見えるようで時々間違えて魚が近寄り、 思わず目が合ってしまい、魚が慌てて逃げるというような事を繰り返しながら・・。相変わらず馬鹿な事を真面目にやっています。

四匹の岩魚に遭遇

四匹の岩魚

不審者には全てのヒレを広げて威嚇する

四匹の岩魚達です。
突然の侵入者に岩魚達も困惑しています。
岩魚との距離は80cm程。私も岩魚との距離を計りながらジリジリと接近しています。
岩魚も不審な侵入者との距離を計り、どのように行動しようか思案中です。
とりあえず警戒しながら。私の一挙手一投足に注意し、これ以上近づくなというような感じで 胸びれ、背びれ、腹びれを目いっぱい広げて威嚇しています。

滝壷は巨大な洗濯機のよう

滝壷の中央に集まる岩魚

水が渦巻き物凄い水圧です。岩魚は流れが緩やかな中心部に固まっています。

滝壷にいた岩魚です。
滝の高さは三メートル程。小さな滝ですが、水が物凄い勢いで滝壷の中に落下し、8畳程の大きさの滝壷は洗濯機のように水が渦巻いています。
強い水流と、流される石が岩を削り、滝壷の中は大きなお釜の底のような形です。
滝壷の底は砕かれた石が砂利となってあたり一面を覆っています。
激しい水流にゴミなどは下流へ押し流されて、滝壷の底は手入れの行き届いた池のようにとても綺麗です。
そんな滝壷で岩魚達は激しい水流を避けるように、中心部の一番流れの緩やかなところに群れていました。